セイコー プロスペックス ダイバー SBDY023

セイコー プロスペックス ダイバー SBDY023

セイコープロスペックは、ダイビングやトレッキングなどアウトドアに適した機能を備えた腕時計ブランドです。

パッと見る限りでは、セイコーファイブより一段高いブランドとして作られています。
その機能も、ハイブランドに寄せた作りとなっております。

今回ご紹介するSBDY023は、ダイバーズ腕時計で、200m防水仕様となっております。
ハイブランドダイバーズは300mが基本になってきていますので一段落とした形になっていますね。
しかし、普段使いでは十分ことが足りる防水性能です。

逆回転防止ベゼルって知ってますか

ベゼルというのは、腕時計本体の周りに数字が刻まれているその部分ですが、このベゼルというパーツは少し硬めに作られているのですが回転するのを知っていましたか?
このベゼルはダイバーが潜水した時間がどのくらいか一目でわかるように作られています。
長針(分針)の位置を0分とした場合、そこから長針がどれだけ動くと、何分経過したかがわかるようになっています。
これは、酸素ボンベの残量などにつながる重要な数字です。
ダイバーズ時計といえばこのベゼルが特徴的ですよね。
実はこんな使い方をするものでした。

逆回転防止ベゼルとは

このベゼル、もともと時計の針と逆回転するように作られています。実は逆回転にはたいへん深い意味があります。
例えば、今長針が20分だったとした場合わざわざ遠回りして50分側の方向から逆回転させて20分の位置(4の位置)に持ってくることになります。両回転すれば楽なのに。。。
と思いますよね。
でもあえてできなくしてあるのです。それが、逆回転防止ベゼル機能です。逆回転を正回転とするベゼルから見た逆回転なので、正回転しないという意味です。
なぜそんな作りになっているのかというと、例えば酸素ボンベの残量がスタートから約60分だったとします。
今長針が20分なら、文字盤の4の位置にベゼルの0をもっていくと、長針がどこをしめしたら何分経過したかがわかる作りになっているわけです。
これが、仮にですが、潜水中ちょっとした拍子に岩場に時計をぶつけてしまったとします。その時ベゼルがずれたと仮定して。。。
逆回転(時計の針の進みで正回転)でずれるというのは、4から5へ移動するということです。
そうすると、60分が文字盤の5の位置になりますが、もともとが4だったため5分オーバーになります。
酸素ボンベの残量不足になってしまいますね。
逆回転が防止されている場合、仮にずれたとした場合、文字盤4から3にずれることを意味します。
3にずれた状態で60分なら、もともとの4から見ると5分速いということになります。
少なくとも酸素ボンベの残量がなくなることは防ぐことができますね。
本当のダイバーズ時計というのは逆回転防止ベゼルは標準機能です。
これが安価なものになると、たまに、回転がものすごく軽くかつ両回転するものがあります。
それはあくまでファッションとして機能を付けてあるものにすぎません。またそう考えてください。