超音波洗浄器って腕時計に使えるの?

マイクロ振動で隙間の汚れを浮き出させる

メガネ屋さんなどに行くと、ちょうど眼鏡が入るサイズくらいの箱に水が入っていて、新しい眼鏡のサイズ合わせなどを行う際に、『掃除しておきますね』などといわれて、その水が入った箱で洗浄してもらったことがあると思います。
その箱こそ、超音波洗浄機になります。

超音波洗浄機で洗える汚れ

超音波洗浄機で洗える汚れは基本的に『ヒンジ部分等の隙間に入ったほこり汚れ』になります。
1秒間に数万回の微振動を起こすことで隙間に入り込んでしまったほこりなどを浮き出させて取り除くものになります。
眼鏡のような小さく隙間がたくさんあるような物のほこり汚れを取るのが得意です。

眼鏡以外に使えるのはどのようなもの?

眼鏡が最も最適で使えるのでメガネ屋さんにおいてあるメガネ洗浄器というイメージですが他にもたくさん使えるものがあります。

ネックレス・指輪・ブレスレットなどのアクセサリー類

ネックレスのチェーンなどはまさにこれに当てはまります。チェーンとチェーンの間の汚れを浮き出させることができます。
少しくすんできたな?と思う場合は、貴金属洗浄用の洗剤を入れて洗うことでクスミもなくなります。(クスミは汚れではなく酸化・サビなので専用の洗剤で洗浄することで酸化還元反応を起こし元の輝きを取り戻すことができる時があります)
ただし、宝石類などをボンド付けしてあるようなアクセサリーの場合、振動でパーツが取れてしまうこともありますのでご注意ください

入れ歯・マウスピース・哺乳瓶の吸い口など

口に入れるものも洗浄可能です。
入れ歯の場合は、入れ歯専用洗浄液を入れたうえで超音波振動で隙間の汚れを浮き出させることができます。
また、超音波洗浄器でも、紫外線殺菌ライト付きのものがあり、洗浄液を使わずともある程度殺菌ができるモデルもあります。

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腕時計

超音波洗浄機は、腕時計でも使えます。
と、言っても、腕時計本体自体は使えません。
たとえ、防水機能がついていても使ってはいけないとされています。
なぜなら、超音波洗浄機は秒間数万回という振動で揺らすことで、隙間に入り込んだほこりを浮き出させるような機能です。このタンクに入れる水も数万回という振動で揺らされるわけですが、物質というのは普段隣の分子同士、スクラムを組んだように結合しているのですが、微細な振動を高速で与えることでそのスクラムが溶けてしまいます。地震などの際の地面の液状化現象がそうです。
普段は強固な地盤でも、振動を与ええることで液体のようになってしまい地盤沈下を起こします。
これと同じことが水でも起きます。
何が起きるかというと、普段防水機能を謳っている腕時計は、普段の水に対して防水機能が働きますが、微細な振動を与えて分解されている水は大変小さくなっていて、普段の水に対する防水機能では水の侵入が防げない可能性が高まるのです。
なので、本体部分は入れないようにしましょう。
では、どこに使えるのかというと、腕時計ベルトです。
特にメタルベルトの場合ですが、メタルベルトはチェーンのようになっており、隙間がたくさんあります。
また、普段から身に付けるものなので、メタルとメタルがぶつかり合いこすったようになり、黒いほこりがたくさんたまります。
ながくつけている腕時計が何となく黒くくすんで見えてくるのはこのためです。
ベルトの隙間のほこりを取ることで新品の輝きを取り戻せます。
先ほど紹介した超音波洗浄器であれば、腕時計ベルト洗浄用のマウンタがついており、本体を見ずにつけることなくベルトを洗浄可能です。また同時に紫外線殺菌が可能です。